小浜市の多田寺で、赤や白など色とりどりのボタンの花が見ごろを迎え、ツツジやシャクナゲなど季節の花々も彩りを添えています。

濃い赤が目を引く「太陽」に、白とピンクの絞り模様が美しい「島錦」。

小浜市の多田寺では85種類250株のボタンが植えられていて、このうち早咲きの品種が満開となっています。

多田寺では、玉川泰圓住職が、北陸有数の花の寺を目指して、2018年からボタンを中心にツツジやシャクナゲなど季節の花を植えていて、今年はボタン5種類あわせて50株を増やしたということです。

■参拝客
「非常にきれい ちょっとほっとするような感じで、なごやかで 気持ちがすごく楽になるような」

見ごろは5月上旬まで続くということです。

なお今年は新しい取り組みとして、参拝客が境内にある客殿で花を愛でながらの写経を体験できるということで、浄財の一部は能登半島震災の義援金として寄付されます。