【ベビーラッシュ】見られるかな?お母さんに“べったり”ラマの「かわいいしぐさ」 プレーリードッグもすくすく成長! 元気に泳ぐカルガモのひな
福岡県内の動物園などでは今、ベビーラッシュに沸いています。今の時期しか見られない、愛らしい姿を追いました。
■中村安里アナウンサー
「いました!ラマの赤ちゃんです。小さいですね。毛がふわふわです。」
福岡市の海の中道海浜公園では、10日からラマの赤ちゃんが一般公開されています。13年ぶりとなる赤ちゃんの誕生でした。3月に生まれ、全身が雪のように白い毛で覆われていることから、「雪見(ゆきみ)」と名づけられました。
■海の中道海浜公園 飼育員・寺田航さん
「生まれた日と比べるとかなり大きく、体重も2~3倍くらいになっていて、よく走り回るし、2か月でかなり成長を感じます。」
まだまだお母さんにべったりの雪見。飼育員おすすめのかわいいしぐさがあるといいます。お母さんの背中にあごを乗せるのが癖だそうです。その姿を一目見ようと、取材班は2時間以上粘りました。
■中村アナウンサー
「やらなそうだなぁ。」
直接見ることができたら、きっと癒やされること間違いなしです。
一方、エサをもぐもぐ食べ続けるのは、生後およそ2か月のプレーリードッグの子どもです。北九州市小倉北区の到津の森公園では、4月からプレーリードッグの子ども7匹が一般公開されています。赤ちゃんが生まれるのは5年ぶりです。
生後1週間にも満たない頃は、人間の大人の手にすっぽりと収まるほどの大きさでした。お母さんのおっぱいをたくさん飲んで、毎日すくすく成長しています。2か月あまりで体長20センチほどになり、元気に駆け回っています。
■到津の森公園 飼育員・大山ひかり さん
「子ども同士でじゃれ合っていたり、大人のまねをして穴を掘っていたり。今しか見られない、小さくて頑張っている姿を見てもらえたらと思います。」
さらに、福岡市博多区の東公園の池では。
■八木菜月アナウンサー
「いました、いました!カルガモのひなです。元気に泳いでいます。かわいいですね。」
親鳥に寄り添って泳ぐカルガモのひなです。4月から5月にかけて、3組のカルガモから合わせて23羽のひなが生まれました。
■訪れた人
「かわいいなと思って見ていました。」
「癒やしですね。」
東公園のホームページでは、カルガモの親子が暮らす池のLIVE映像を24時間配信しています。今週は、野鳥と自然の保護について考える「愛鳥週間」です。愛らしいカルガモ親子の姿を、気軽に観察してみてはいかがでしょうか。
これからの成長が楽しみな動物の赤ちゃんたち。見に行く際には、怖がらせないよう、静かに見守ってください。