【育休を考える日】気兼ねなく取れましたか? 同僚に手当を支給する制度とは 一方で「とるだけ育休」の指摘も 福岡
「とるだけ育休」を指摘
「育休を考える日」の9月19日、大手住宅メーカーの積水ハウスが「男性育休白書」というものを発表しました。全国の夫婦に9400人に調査したもので、この中では、都道府県別に男性が育休を取得した平均日数が算出されています。1位が徳島県で44.7日、全国平均が29.7日です。では、福岡県はといいますと。
全国6位、36.7日です。結構、上位ですよね。全国的にもここ3年ほどで、取得日数が大きく伸びているということです。
ただ、白書が指摘している課題の1つがこちらです。
「とるだけ育休」。
育休を取得しても、家事や育児を行わないということです。夫の育休について「とるだけ育休」だったと、どのくらいの妻が感じているのかというデータもあります。
実に42パーセントに上りました。つまり、育休を取得した4割以上の夫が「休んだのに家事・育児をしない」と思われているのです。
夫婦間の認識というのはなかなか難しいところもありますが、育休を取得する側、特に男性の意識の変化も重要ということではないでしょうか。