【最新】カラー録画の防犯カメラ LEDで「監視中」アピール 家を守る防犯用品を体験
北九州市で24日、最新の防犯用品を集めた展示会が開かれました。全国的に住宅強盗などの事件が相次ぐ中、防犯用品のニーズは高まっています。
■八木菜月アナウンサー
「こちらには、最新の防犯カメラや赤外線センサーなど、身近な防犯対策に役立つ商品がずらりと並んでいます。」
北九州市で開かれた展示会では、家庭でも手軽に使える防犯グッズなど59点が並びました。
人気が高いのは、暗くてもカラーで録画できる防犯カメラです。一般的なものは、暗いと画像が白黒になりますが、最新の超高感度センサーを搭載したことで、暗くても鮮明な映像で顔や洋服の判別ができるようになりました。
また、LED表示器も売れ筋です。夜中でも「監視中」の文字が目立ち、犯罪の抑止効果が期待できます。
防犯グッズを体験できるコーナーもありました。アクション映画のように赤外線センサーをくぐり抜ける体験ができます。この赤外線センサーは住宅にも送信機を取り付けることができ、人が通って赤外線が遮られると警報音が鳴るシステムです。
■八木アナウンサー
「鳴ってしまいました。どこから赤外線が流れていたのか全くわからない状態で、このランプが鳴ってしまいました。」
■セキュリティハウス・秋山祐一郎さん
「自宅の周りにセンサーを付けることで、敷地内に入ろうとした段階で検知もできるし、泥棒としても、まずいなと入るのをやめると。」
その他にも、実際に強盗被害に遭った場合、音声で周囲に危険を知らせる報知器など、このメーカーでは防犯用品の昨年度の売り上げが前年同期の2割増となっています。
背景には、全国的に「闇バイト」による強盗などが頻発し、防犯意識が高まっていることがあります。
■オフィスソリューションズ北九州・久保田祐史 社長
「入ってきて、ものを盗むというより、身の危険を感じるという声が多いのが現状です。強盗を入らせない、身の危険を感じないように、留守中はもちろん、普段使いにも安心を買っていただく。」
警戒していることを知らせ、犯罪の標的にさせない環境をつくるために。知恵と技術を駆使した新たな商品が次々に生まれています。