「謎のエリア」で見つかった「弥生時代後期の有力者の墓」のレプリカ公開 プロジェクションマッピングを使い棺の石蓋に刻まれた線や赤色顔料を分かりやすく展示
佐賀県の吉野ヶ里遺跡で2023年に発掘され、話題を集めた石棺墓のレプリカの展示が26日、始まりました。
吉野ヶ里遺跡で公開が始まったのは石棺墓のレプリカです。実物の石棺墓を型取りして作られていて、プロジェクションマッピングにより棺の石蓋に刻まれた線や赤い顔料の様子が分かりやすく確認できます。
吉野ヶ里遺跡の「謎のエリア」と呼ばれる場所で見つかった本物の石棺墓は「弥生時代後期の有力者の墓」とされ、保存のため2024年7月に地中に埋め戻されました。
佐賀県は、「精密に再現されたレプリカを通して弥生時代の思いに触れてもらいたい」としています。
最終更新日:2025年4月28日 13:42