GW中に“雪の回廊”楽しめる、『蔵王エコーライン』が開通(宮城)
冬の間閉鎖されていた宮城と山形を結ぶ「蔵王エコーライン」が、25日に開通しました。
ゴールデンウィーク中は、この時期ならではの雪の回廊を見ることができそうです。
25日午前、「冬期閉鎖」と書かれたゲートの前には多くの車がー。
1番目の人
「(Qどこから?)沖縄県です。夜の11時、日が変わる前に到着した感じです」
徳島県から
「楽しみ。やみつきになって毎年来るかもしれない」
そして、午前11時。
ご当地キャラが勢ぞろいする中、セレモニーが行われると、全長26キロの「蔵王エコーライン」のうち、冬の間閉鎖されていた16.5キロの道路が開通しました。
伊藤成輝記者リポート
「このように手を伸ばしても届かないほど高い、真っ白な雪の壁を楽しむことができます」
蔵王町によりますと、今年は例年より積雪が多く、最大で7メートルの雪の回廊となりました。
ゴールデンウィーク中も楽しむことができるということです。
神奈川県から
「景色良いですね。雪の壁も素晴らしいし」
香港から
「インターネットで紹介されているのを見て、ここに来ました。めっちゃ寒い」
「香港では、雪はあまり見られないので、私たちにとって驚くような景色」
そして、蔵王エコーラインからお釜に通じる蔵王ハイラインも、25日から開通。
利用料は、道路維持費のため乗用車が550円から600円などに値上げされました。
蔵王を登り切った先に見られたのは、エメラルドグリーンではなく氷で覆われた白いお釜。
この時期ならではの光景に、ゴールデンウィークもにぎわいをみせそうです。