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「思うは招く」小さな手作りロケットに夢を乗せて…“ロケットじいちゃん”が子どもたちに伝えたいこと

2025年3月17日 17:00

自分で考え、工夫することが大事

さあ、ロケットづくりスタート!教室で作るロケットは、全長30センチほど。紙製の筒に、飛ぶ姿勢を安定させるための翼、パラシュートなどが組み立てキットになっています。

堀内さん:
「誰も私たちは教えない、作り方を」

この教室のポイントは、取扱説明書をしっかり読んで、自分の力でロケットを組み立てること。目標の達成に向け、考え、工夫する力を養います。

プラモデル作りが得意な京哉さん、歌を歌いながらノリノリで、組み立てていきますが…ロケットに積み込むパラシュートの畳み方で、躓いてしまいました

京哉さん:
「誰か!誰かここまで進んでる人…いない。ヘルプミー!」

ここにロケットじいちゃん、堀内さんの登場です。

堀内さん:
「こんな感じで大丈夫。これ、こうやって伸ばして」

どうしても分からない時には周囲を見渡して助けを求める。これも、ロケット教室の重要なポイントです。

松山城の城山公園に移動して…

菊間さん:
「エンジンをセットします」

発射台にスタンバイ。雲ひとつない青空へ、次々とリフトオフ!です。

時速200キロ、高度40メートルでパラシュートが開くと…降りてくるロケットを捕まえようと猛ダッシュ!

京哉さんのロケットも発射に向けスタンバイ完了です!

「3、2、1.発射!」
堀内さん:
「あぁー、あぁ、走れー!いけー!」

着地寸前でナイスキャッチ!ロケットは見事、京哉さんの元に帰ってきました。

京哉さん:
「パラシュート開かないかと思ったけど、開いて。飛んで、やったー!って思って。嬉しいなと思った」

それぞれの夢と願いを乗せ、空を舞った19体のロケット。

伊予市から男性:
「よかった!なんと大成功。大成功!」

宇宙エレベーターを研究 上松宗恭さん(小6):
「将来の夢は、科学で皆を幸せにできる科学者」

片岡京哉さん(小5):
「僕の将来の夢は消防士になること。みんなの役に立てる消防士になりたい」

堀内さん:
「色んなことをやることで自分はこれが好きなんだ、というものに出会ってほしい。本当は大人になってからが一番面白い。自分で自由にできる。自分で人生をつくるということ、生きるということは。それをずっと作っていってもらいたい」

最終更新日:2025年3月17日 17:00
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