CH.ZOOです。今回は「落とし物」に注目！外出先で落とし物をした経験、ありませんか？動物たちも、日中過ごす運動場で、あんなものやこんなものを落としていました！

とべ動物園で落とし物探し！来園者ではなく動物たちの落とし物です。動物によって、特徴があるそうで…

まず向かった獣舎には。

青木アナ：
「あ、長い毛が落ちていますね」

茶色と白の縞模様のように見える、長～い毛。この毛を落としたのは…？

青木アナ：
「かわいい（笑）バナナ咥えてます？ヤマアラシってこんなにかわいかったんだ！」

ネズミの仲間、アフリカタテガミヤマアラシです。

青木アナ：
「すごいですね、毛の迫力が。根元の方がしましまで先の尖っているほうが白いんですね」

危険が迫ると、針を逆立てて相手を威嚇します。針の威力はものすごいそうで…

とべ動物園教育係 山本祥菜さん：
「アルミ缶とかパンッてやったら全然刺さるっていうし、ライオンとか、実際にアフリカで生活してる子たちなんですけど、食べようとするとあの針でブスッって刺されちゃうから、よっぽどのことがない限り、手をつけないというような生き物なので、やっぱり危ない。 かなり危険な生き物だと思います」

ヤマアラシの切り札・針は、よくある落とし物なんだとか。

山本さん：
「これも針とよく言われるんですけど、毛の一部なので、私達の髪の毛が落ちるような感じでぽろぽろ実はしょっちゅう落ちてるっていうものになりますね」
青木アナ：
「しょっちゅう落ちるし、しょっちゅう新しいのも生えてくるっていう」
山本さん：
「最新の針がずっと生えているみたいな状態になります、この子たちは。『いつでもやれるよ嫌なことしたら！』みたいな」

普段のおっとりしたイメージとは裏腹、キーパーさんにはなるべく慎重に拾ってほしい落とし物でした。

現在とべ動物園では、企画展「おとしもの」展を開催中なんです。動物たちが、運動場に落としていった様々な物が展示されています。

青木アナ：
「どうしてその企画をしたんですか？」

山本さん：
「元々は、私自身が担当している 動物の落ちているもの。鳥だったら羽とそういうのを 拾うのが好きでといったら変ですけど、あったら拾っちゃって。そういったものから動物に興味持ってもらえたらいいなというのがあったんで」