【特集】アルビレックス新潟 選手の勝負メシ!? エネルギーチャージの源は《新潟》

今シーズン、"新潟史上最高”を目指すアルビレックス新潟。
ことしも熱気と興奮をサポーターに届けてくれるアルビの選手たちのパワーの源となるのが食事!選手の行きつけの店で勝負メシを取材しました。
まずは背番号1、ゴールキーパーの藤田和輝選手です。
新潟市出身でアルビレックスの頼れる守護神、藤田選手。今季レンタル移籍からチームに復帰した若きゴールキーパーです。藤田選手の行きつけのお店は……。
【アルビレックス新潟 藤田和輝選手】
「毎年正月に出前を取ってお寿司を食べるっていうのが楽しみで小さい時から食べているのですごい思い出の味もあります。瀬波温泉の中心地にある店で『寿し銭』です」
思い出の味という寿司店は村上市瀬波温泉の中心部にありました。
昭和37年創業。地元の方はもちろん、温泉に来る観光客にも人気という老舗のすし店です。主人の名前は“藤田さん”……もしかして?
【寿し銭 藤田英明さん】
「実は、おじにあたります」
さらに店の代表は藤田選手の祖母が務めていて年末は、すしを家族で食べるのが藤田家の恒例行事だということです。
岩船港で水揚げされたものを中心に新鮮な魚介類を藤田選手の“おじさん”である英明さんが、ていねいに握ります。
藤田選手の力の源であり勝負メシ。それが「新潟寿し三昧『極み』」10貫です。新潟県の旬の味を提供しているといいます。
新潟県の旬の味、季節によってネタは変わるということですが、この中に藤田選手が“特に好き”というものがあります。
【アルビレックス新潟 藤田和輝選手】
「特に僕が好きなのは青魚で、アジですね」
さらにもう1つ藤田選手の大好物が、蒲焼。実はお品書きには乗っていない常連客だけが知る裏メニューだそうで、主人の英明さんが生まれる前から継ぎ足し続けられている秘伝のタレはウナギの味を引き立てる程よい甘さが特徴です。
日本海で揚がった海の幸が楽しめると観光客にも人気のすし店で、予約してから行くのがおすすめということです。
続いては、新潟医療福祉大学出身で期待のゴールハンターFW矢村健選手です。
昨シーズンはレンタル先の藤枝で16 得点、今シーズンは待望のJ1初ゴールをマーク。戻ってきた新潟の地でゴールの量産が期待されています。勝負メシはどこで?
【アルビレックス新潟 矢村健選手】
「たまのご褒美じゃないですけど、大学時代から行くことが多くサラダがおいしいエストルトです」
新鮮な野菜で人気の新潟市北区にある「ラ・トラットリア・エストルト」が矢村選手の行きつけ店。
店舗の隣に農場があるため、新鮮さを大事にしているといいます。
【ラ・トラットリア・エストルト 髙橋真之介さん】
「新鮮な野菜をどういう風に調理で生かせられるかというのを意識して調理しています。父がトマトを作っていて、出荷して終わりで顔が見えないっていうのが、お客さんの口に入るところを見たいということでレストランを作ったのが始まりです」
産地直送ならぬ“産地直食”。自家農場で作られた新鮮野菜がふんだんに盛り付けられたサラダは矢村選手も必ず食べるといいます。
新鮮な野菜を生かした看板メニューが、「ナポリピッツァ」。
【ラ・トラットリア・エストルト 髙橋真之介さん】
野菜がフレッシュな状態で焼き上がるように500℃の高温で一気に焼き上げるというピザ。数種類あるピザの中で1番人気は自慢のトマトを使用したピザ。
春になるとフルーツトマトがおいしい時期になるといいます。フルーツトマトの最盛期は3月から6月。 素材の味を生かすため水々しく仕上げたピザはカラフルでおいしそうです。
そしてもう1つ矢村選手のお気に入りがパスタについてくるフォカッチャ。
【アルビレックス新潟 矢村健選手】
「ちっちゃなフォカッチャがすごくもちもちで、おいしいです」
さらにベーコン工房があり、そこでベーコンやソーセージが作られていて、レストランで提供されています。また隣のハウスではイチゴ狩り体験もできレストランでは取れたてイチゴを使ったメニューも期間限定で提供されています。
昨シーズンはチーム最多の10ゴールを決めたアルビの顔であり、さらにはクラブハウスの横で野菜を栽培する農園、通称「谷口農園」の園長を務める谷口海斗選手です。勝負メシはどこで?
【アルビレックス新潟 谷口海斗選手】
「すごくおしゃべりが好きな大将で。大将が天丼を推しているんです。それを食べたら点取れるみたいな感じで……」
谷口選手がよく行くという店は、新潟駅の万代口から歩いてすぐ。繁華街に面したビルの地下にある隠れ家のような「山姥(やまんば)」です。
大将の地元でもある阿賀町に特化した店で、食材はもちろん各部屋の名前まで町の地名になっています。
アルビの選手や、サポーターも多く来店するということです。
この店が“推し”ているのが天丼です。点数の“点”に“丼”と書いて「点丼」と銘打っていて、アルビの選手が食べたあとに得点するという願いが込められています。
アルビのチームカラー・オレンジ色にちなんで丼も同じ色。阿賀町産の野菜を中心にプリプリのエビ。ボリュームがあります。季節によって旬の野菜を阿賀町から仕入れているといいます。天丼のほか、馬刺しもおすすめだということです。主人たちとサッカー談義も楽しめる気軽に立ち寄れる店です。
続いては背番号5、ポジションはセンターバックの舞行龍ジェームズ選手です。
頼れるディフェンスリーダーでチーム在籍通算12 戦目。J1の強敵に体を張ったディフェンス、ハードなアタックが武器!アルビレックス守備の象徴的な存在です。
舞行龍選手の行きつけは、オープンキッチンのイタリアンの店ということです。
【アルビレックス新潟 舞行龍ジェームズ選手】
「結婚記念日やおいしいものを食べたい日に利用します!」
「オステリア バッコ」は新潟市中央区西大畑の坂の中腹に店を構えています。オープンから今年で13年目。イタリア料理をコースで提供する店です。
2020年版のミシュランガイドにも掲載されたという「オステリア バッコ」。
舞行龍選手のお気に入りポイントは……。
【アルビレックス新潟 舞行龍ジェームズ選手】
「最近リフォームしたばかりで、オープンキッチンになっていて料理がどう行われているをを見ながら話も楽しみながらできる」
予約のコース料理のみとなっているため落ち着いた空間で食事が楽しめるということです。
パスタ料理は、種類や具材が季節によって変わります。店主は手打ちパスタを得意としているといいます。
ロングパスタからショートパスタまで種類が豊富なのも舞行龍選手の“推しポイント”ということです。
ショートパスタでは、新潟でとれた天然イノシシ肉を使ったという「オレキエッティ 猪とキノコのラグー」がおいしいといいます。
コースの最後を締めくくるのが新潟県産のイチゴ「越後姫」を使ったデザート。マスカルポーネチーズのムースや焼きメレンゲとミルクのジェラートを重ねてパフェのようにしたデザートも。
料理に合わせてワインをセレクトし、ペアリングも楽しめるということです。
(2025年3月2日放送「新潟一番サンデープラス」より)