春の叙勲 菅直人元首相らが桐花大綬章を受章
政治や芸術、文化などの分野で功績を残した人に贈られる春の叙勲の受章者が発表され、元内閣総理大臣の菅直人さんらが桐花大綬章に選ばれました。
桐花大綬章を受章した菅直人さん(78)は、民主党政権の2010年から2011年まで総理大臣を務め、東日本大震災の対応などにあたりました。
菅元首相
「総理大臣として国の舵取りをすることができたのも、ある意味でこの日本が民主主義の社会になっていたからというか、いるからだと感じています」
また、同じ桐花大綬章には、元衆議院議長の大島理森さん(78)も選ばれました。
大島元衆院議長
「政治という世界に立たせていただいてちょうど50年という区切りでございます。新しい楽しみも探しながら生きていきたい、こう思っております」
さらに経済産業大臣などを歴任した甘利明さん(75)が旭日大綬章を受章したほか、字幕翻訳家で「タイタニック」などの映画を担当した戸田奈津子さん(88)が旭日小綬章を受章しました。
戸田奈津子さん
「1500本やってるんですよ。それぞれに思い出はあるけれど、ブレイクになったのは1980年のコッポラ監督の『地獄の黙示録』」
春の叙勲は、3990人が受章しています。