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政治
2010年6月10日 19:57

迫るタイムリミット…連立の危機直面

迫るタイムリミット…連立の危機直面
(c)NNN

 16日までの国会会期をめぐる攻防が激しくなっている。高い支持率を追い風に、会期を延長せずに参議院議員選挙に臨みたい民主党に対し、連立を組む国民新党が反発している。民主党は10日中にこの問題を決着させたい考えだが、議論はいまだに平行線となっている。

 10日は断続的に民主党側と国民新党側が協議を続けたが、来月11日の参院選の日程を遅らせないために国会を早く閉じたい民主党と、党の存在意義を懸けて郵政改革法案を成立させたい国民新党の溝は埋まっていない。

 しかし、タイムリミットは近づいている。与党側が会期の延長幅を決めないと、11日に予定している菅首相の所信表明演説などの国会日程について、野党側との調整に入れないためだ。民主党側は、今の郵政改革法案は一度廃案になるものの、参院選後の臨時国会で新たに成立を目指すとの提案をした。しかし、国民新党はこの提案を拒否している。

 両党の協議は感情的な対立にまで発展しており、民主党内からは「亀井さんは郵政改革法案を通すというアピールが必要なんだろうが、もう十分なんじゃないか」などと、国民新党は結局折れてくるとの楽観論もあるが、「言うことを聞かないのなら、切ればいいんだ」といった突き放した声も聞かれる。一方、国民新党側は「我々は強い決意だ」と譲っておらず、10日午後5時半から緊急の議員総会を開き、対応を協議している。

 菅政権は発足早々から連立の危機に直面している。