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政治
2010年6月14日 19:58

野党側、予算委開かない方針の与党側を批判

野党側、予算委開かない方針の与党側を批判
(c)NNN

 衆議院本会議で14日、菅首相の所信表明演説に対する代表質問が行われ、菅首相と野党側の本格的な論戦が始まった。野党側は、予算委員会を開かずに16日には国会を閉じる方針の与党を批判している。

 代表質問は、質問者がまとめて質問し、答弁者もまとめて答えるという基本的に1回のやり取りだ。そのため、野党側は新しい首相と丁々発止のやり取りができる予算委員会の開催を求めている。しかし与党側は、予算委員会は開かずに16日には国会を閉じる方針。これに対し、野党側は一斉に批判している。

 自民党・谷垣総裁「ゼロ(日)っていうのは今までにないと思いますよ。ギリギリに表紙だけ変えて、一切審議しないままゴールに駆け込もうと」

 新党改革・舛添代表「(民主党・)小沢前幹事長の『政治とカネ』の問題を隠ぺいしようとする工作にほかならない。国会軽視も甚だしい」

 こうした民主党の国会対応について、ある与党幹部は「一気に選挙をやった方が得だと思ったんだろう」と話している。また、民主党幹部は「支持率をこのまま下げないようにしないと」と話していて、少しでもマイナス要因は避けたいという思惑がある。

 民主党内では、荒井国家戦略相の事務所費問題もさることながら、「イラ菅」の異名を取る菅首相の短気さも国会審議の不安材料だとの声が出ている。「逃げるつもりはない」としている菅首相が、国会論戦を通して有権者に判断材料を示す責任も問われることになる。