名古屋市議選 減税日本が大躍進、第1党に
13日に投開票が行われた名古屋市議会議員選挙で、河村たかし市長率いる地域政党「減税日本」は、過半数には届かなかったものの、議会での第1党となった。
減税日本は、解散前の1議席から28議席へと大躍進し、第1党になった。民主党は16議席減らして11議席と惨敗、自民党も4議席減の19議席となった。公明党は2議席減の12議席、共産党は3議席減の5議席だった。
河村市長は「名古屋市民のおかげで、ここまで当選させていただいた。これを日本中に広めていく、重い十字架じゃないが、背負わせていただいた」と話した。
定数75に対し、138人が立候補した市議選では、41人を擁立した減税日本が議会での過半数に届くかどうかが注目されていた。減税日本が第1党となったことで、市民税減税や議員報酬半減など、河村市長の公約への各党の対応が注目される。