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2011年6月12日 20:38

菅首相の今月中の退陣を求める圧力強まる

菅首相の今月中の退陣を求める圧力強まる
(c)NNN

 民主党のキーマンである仙谷官房副長官は12日、菅首相の退陣はできるだけ早い方がいいとの考えを示した。

 政府・民主党内から菅首相の今月中の退陣を求める圧力が強まる中、菅首相は12日、岡田幹事長と会談し、赤字国債発行のための特例公債法案は自身の下で成立させる方針で一致した。今後は、特例公債法案の成立に不可欠な野党側の協力が引き出せるのか、菅首相が法案成立と引き換えに退陣を決断するかどうかが焦点となる。ある有力閣僚は「菅首相は、11年度2次補正予算案もエネルギーも、いろいろ道筋をつけたがっている」と話しており、調整の行方はまだ不透明。

 一方で、「ポスト菅」をめぐる駆け引きは早くも始まっている。NNNが10~12日に行った世論調査で、「次の首相に誰がふさわしいか」との問いでトップに立っている前原前外相は、在日外国人からの献金問題で3か月前に外相を辞めたばかりで、周辺も本人も出馬には慎重な姿勢。こうした中、党内では野田財務相が浮上している他、民主党・小沢元代表に近い議員の間では、鹿野農水相の名前も取りざたされている。この他、中堅若手議員の間に出馬を検討する動きもある。

 東日本大震災復興のスピードアップのため、党内抗争を収め、与野党の協力態勢を作れる人材は誰なのか。「ポスト菅」の行方はまだ混沌(こんとん)としている。