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政治
2011年11月28日 3:29

大阪W選、「維新の会」が強さ示した形に

大阪W選、「維新の会」が強さ示した形に
(c)NNN

 27日に投開票された大阪市長選挙と大阪府知事選挙のダブル選挙で、市長選では「大阪維新の会」代表で前府知事・橋下徹氏(42)が、知事選では「大阪維新の会」幹事長で前府議会議員・松井一郎氏(47)が当選した。「大阪維新の会」は、大阪における強さを示した形となった。

 橋下氏は、大阪府と大阪市を再編する大阪都構想を掲げ、知事の任期を3か月残して辞職し、市長選にくら替え立候補した。

 橋下氏は27日夜の記者会見で、「今回のダブル選挙がゴールではありませんので。本当に次のステップへのスタート台に一つ足をかけられたかなと。大きな方向性としては『大阪の統治機構を変えるべきだ』という大きな民意は得ましたけど、反対している意見が数十万あるということもしっかり受け止めないといけないと思っています。市長というものは、市民の代表者であって、大阪府民全体の代表者ではない。だから、大阪府全体のことに口を出すべきではない。市役所が政令市制度という名の下に、過剰に権限を与えられすぎ。ここが政令市制度の一番の問題点じゃないでしょうかね」と述べた。

 一方、大阪都構想に反対する現職・平松邦夫氏(63)は、民主党や自民党の大阪府連の支援を受け、共産党も自主支援を表明するなど組織戦を展開したが、大きな差をつけられて敗れた。

 平松氏は27日夜の会見で、「激戦とか混戦とか言われてましたけど、やはり大阪維新の会代表・橋下さんの強さというものを感じました。(橋下氏が)選挙で色々なことをおっしゃいました。何でも、今やっていることは全部やるとおっしゃっていましたし、それが本当であるようにと祈るばかりです」と話した。

 橋下氏の知事辞職に伴って同時に行われた知事選でも、松井氏が、民主・自民両党の大阪府連が推す候補を破って初当選を果たした。

 最終投票率は、市長選では40年ぶりとなる60%超えを記録するなど、ダブル選における有権者の関心が高かったことがうかがえた。