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政治
2011年12月9日 20:59

問責可決の2閣僚、当面続投の考え~首相

問責可決の2閣僚、当面続投の考え~首相
(c)NNN

 国会会期末の9日、一川防衛相と山岡消費者相の問責決議が参議院で可決された。野田首相は、国会閉会を受けて開かれた同日午後の会見で、2人を当面続投させる考えを改めて示した。

 野田首相「大変残念でありますが、厳粛に受け止めなければなりません。両閣僚においては、自らを省み、襟を正して職務遂行に全力を挙げてもらいたいと考えている」

 一川防衛相「反省するところはしっかりと反省しながら、私は引き続き、防衛相としての職責を、責任をもって全うしたい。そのように決意を新たにさせていただいた次第です」

 山岡消費者相「引き続き、職務に全力を挙げて取り組んでまいります」

 今後、最大の政治課題は消費税の増税問題だが、野田首相は会見で、「(消費税は)私は、どの内閣にでも、もはや先送りのできない待ったなしの状況だと思っている。不退転の決意でございます」と述べている。野田首相は、具体的な実施時期などを明記した素案を年内に取りまとめたい方針で、首相周辺も「消費税については、野田首相はやる気だ」と話している。しかし、民主党・小沢元代表に近い議員らが増税反対論で署名を集め始めた他、代表選挙で増税慎重論を展開した馬淵元国交相らも9日、新たな勉強会を立ち上げていて、年末に難しい判断が求められることになる。

 政権発足から10日で100日となる野田内閣は、大きな打撃を受けて年末を迎える。野党の協力を求め続けた野田首相だったが、東日本大震災の被災地復興に関する法案以外は協力を得られず、政府提出法案の成立は3割程度に終わり、指導力を発揮できないまま国会を閉じたと言わざるを得ない。