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政治
2011年12月26日 12:18

首相、胡主席と会談 北朝鮮情勢で協議か

首相、胡主席と会談 北朝鮮情勢で協議か
(c)NNN

 中国訪問2日目の野田首相は26日、胡錦濤国家主席と会談した。25日の温家宝首相との会談に続き、金正日総書記の死去を受けた北朝鮮への対応が大きな議題となったとみられる。

 野田首相「両国関係の強化は、地域やグローバルな問題の解決に不可欠なこと」

 胡錦濤主席「両国の戦略的互恵関係をさらに深めるものになると信じています」

 会談で、両首脳は金総書記の死去を受けた北朝鮮情勢について意見交換し、朝鮮半島情勢の安定に向けて緊密な連携を確認したものとみられる。野田首相はまた、拉致問題の解決に向け、北朝鮮に強い影響力をもつ中国に対してさらなる協力を要請したとみられる。

 去年の中国漁船衝突事件後、日中関係は冷え込んだが、温家宝首相との会談では漁船の事件を踏まえた「海洋の危機管理をめぐる協議の立ち上げ」で合意。また、東日本大震災の被災地・仙台市へのパンダの貸与で中国側が積極的な姿勢を示すなど、進展が見られた。

 中国にとって来年は日中国交正常化40周年の節目の年であるともに、胡錦濤体制から習近平体制への政権移行期。安定した外交関係を重視する中国は、隣国・日本との関係改善に向けて、26日の会談でも友好姿勢をアピールしたものとみられる。