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政治
2012年2月4日 3:58

沖縄防衛局長の処分、当面見送りに

沖縄防衛局長の処分、当面見送りに
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 アメリカ軍普天間基地がある沖縄・宜野湾市の市長選挙をめぐり、防衛省・真部沖縄防衛局長が選挙への介入を指摘された問題で、真部局長を早急に処分する方針だった田中防衛相は3日、一転して処分を当面見送った。

 3日午後、衆議院予算委員会で真部局長の参考人招致が行われ、真部局長は「講話」について釈明した。

 国民新党・下地幹事長「(違法かどうか)すれすれなんですよね。しかし、これを講堂でこういう形でやると(違法な)選挙運動だと思われるんですよ」

 真部局長「誤解を招く部分があったということについては、反省しなければならないと感じているところですが、私の認識としては、どちらかの候補者に肩入れするとか、そういった通達に反するような考え・認識は全く持っていなかった。(講話は)私自身が発案・発議して実施したことでありまして、外部から何か指示とか示唆とか、そういったものがあったということはない」

 野田首相「国民や沖縄県民からすれば、批判せざるを得ない部分もあっただろうと」

 田中防衛相は早急に真部局長を事実上、更迭したい考えだったが、3日夜、対応を協議し、当面処分を見送ることにした。

 田中防衛相「引き続き調査をする。そして、本人自ら説明責任を果たさせるということに致しました」

 防衛省幹部は、先送りの理由について「違法性や処分理由がないという意見を田中防衛相が聞き入れた」としている。しかし、自らが繰り返してきた選挙前の決着が難しくなったことで、今後は、田中防衛相自身の責任を問う声が上がりそうだ。