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政治
2012年2月7日 20:25

“GKB47”をめぐり国会で…

“GKB47”をめぐり国会で…
(c)NNN

 GKB47という言葉をめぐり国会で緊迫したやりとりがおこなわれました。これは政府の自殺対策強化月間のキャッチフレーズなんですが「ふさわしくない」という指摘が寄せられているんです。

 今から40年前のあるファミリーの映像です。「パパはナメナメするの」「チューしただけじゃないか」こんなやりとりをするのは、そう、石原都知事ファミリー。そしてこちらは現在、自民党幹事長の長男、伸晃さん。当時はこんなことを話していました。お父さんに点数つけると?との問いに「何点満点?20点くらいでしょ。父としての価値はゼロ」それを聞いて、ちょっとショックな様子の父、慎太郎さん。

 それから40年がたち、親子は「石原新党」をめぐって微妙な立場になっていました。その石原都知事は、たちあがれ日本の全国拡大支部長会議のなかで「みなさんに、命預けられるように、一緒にやろうじゃないか本当にその気になって」と、新党に強い意欲を見せました。しかし石原新党は、自民党からも議員を引き抜くのではという見方があります。それに対して石原幹事長は「それは、人の財布に手を突っ込んで、お金を取ると言っているのと同じですから」と発言。一方では「子供からみると(父は)利用されているようにしか見えない」という発言もしています。石原新党、親子関係にも注目です。

 一方、国会では6日、こんな一幕がありました。「GKB47」とありますが…実はこれ、政府の自殺対策強化月間のキャッチフレーズなんです。悩んでいる人から話を聞いて必要な支援へとつなげる「ゲートキーパー」の頭文字からとったというのですが、民主党・松浦議員は「明らかにAKB48をもじったものです。これは人の生死と向き合う自殺対策の言葉としてふさわしくないのではないか」と語り、さらに「GKBというのは若い人たちの間ではゴキブリを意味する言葉なんです」と、キャッチフレーズの撤回を求めました。しかし、それに対して自殺対策を担当する岡田副総理は「方針としてはすでに昨年11月に決めておりますので、これを様々な意見があるからといってただちに撤回するというふうには考えておりません」と答えました。松浦議員は「大臣、様々な意見ではなくて、72団体の民間のこれまで自殺対策を引っ張ってきた団体のみなさんが反対の声をあげているんです」と、さらに見直しを強く求めると、論戦は異例の展開になりました。民主党・石井一予算委員長がこんな発言をしたのです。「再度この名前について検討することを僭越(せんえつ)ながら委員長として要請しておきたいと思います」。これには野田総理も「本来ならば『過ちを改めるにはばかることなかれ』だと思います」と語り、結局、ポスター25万枚は廃棄回収されることになりました。

 一方こちらは本家、AKB48ですが「大臣、もうちょっとリラックスして(笑)」と注意されているのは、AKBと一緒に写真撮影している玄葉外務相。実はAKB48が「元気な日本」応援団に就任したんです。AKB48・板野友美さんは「これからも被災地のみなさん、そして日本のみなさんを少しでも元気にしていければ」と話しました。また玄葉外務相がAKB48に「聞くところによると、総選挙もあるんですか?」「我々も総選挙があるんですけれども」なんて話す場面もありました。

 その玄葉外務相がいま頭を悩ませているのが普天間基地問題です。沖縄の海兵隊の一部をグアムなどへ先行移転させることなどが俎上(そじょう)にあがっていますが、このうち1500人程度を山口県のアメリカ軍岩国基地に移転させる案をアメリカ政府が水面下で日本政府に打診していたことが明らかになりました。しかし政府は日米協議のテーブルには載っていないと強調しています。

 一方で基地問題を担当する田中防衛相は6日、「前大臣がどういう形で接触があったか私は確認いたしておりません。私はございません」と話しました。これに対して自民党・林議員は「ちょっと今のは驚きましたけど、前の大臣がこんな大事なことで向こうの国防長官と何かやっていたかどうかを知らないというのは、ちょっと大臣取り消された方がいいと思いますけどどうですか」と追及され、田中防衛相は「確認をしていなかったというのは間違いでございまして、訂正をします」と語りました。野党側から連日「防衛大臣の資質がない」と批判される田中防衛相、就任から約1か月たちますが国会で追及される姿が目立ちます。