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2012年7月20日 20:32

防衛省、オスプレイ陸揚げ日程を岩国に説明

防衛省、オスプレイ陸揚げ日程を岩国に説明
(c)NNN

 アメリカ軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」について、森本防衛相は20日、アメリカ政府から23日に岩国基地(山口・岩国市)に陸揚げするとの連絡を受けたことを発表した。アメリカ政府からの連絡を受け、防衛省は20日、岩国市などに陸揚げの日程について説明を行った。

 オスプレイ12機は、23日に岩国基地に陸揚げされ、機体の整備や試験飛行などを行った上で10月初旬からアメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)で本格運用される予定。沖縄県や岩国市などは「安全性に懸念がある」として配備に反対している他、与野党からも配備計画の見直しを求める声が上がっている。

 民主党リベラルの会・平岡秀夫議員「オスプレイの搬入については反対である。政府が言っているように、法的には断れる権限がないんだという位置付けの中で議論がされていますけども、果たして本当にそういうことでいいんだろうかと」

 自民党・茂木政調会長「事故の原因が究明されていない中で強行することは亀裂を深める。日米関係にもマイナス、米国側と協議をしてほしい」

 こうした中、配備に慎重な考えを示している民主党・前原政調会長と国民新党・下地幹事長が会談し、オスプレイを配備する前には操縦に当たる兵士の訓練をさらに行う必要があるとの認識で一致した。

 しかし、日本政府はオスプレイの配備を容認する方針。玄葉外相は「すでに船が出てしまって、搬入して陸揚げする。それはもう日米間の調整で決まったこと。安全性の懸念を払拭するために、一定の検討はしなければならない。そんな大きな見直しができるかと言えば、簡単だとは思わない」と述べている。また、藤村官房長官も、オスプレイの過去の事故に関する情報や飛行訓練の計画の具体的な内容などを関係自治体に丁寧に説明することで、地元の理解を得たい考えを強調している。