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政治
2012年8月29日 13:37

首相問責採決 参院本会議の開会ずれ込み

首相問責採決 参院本会議の開会ずれ込み
(c)NNN

 国会で29日、野田首相への問責決議案が参議院の本会議で採決される見通しだが、野党内での調整がついておらず、午前中に始まる予定だった本会議はまだ開かれていない。

 本会議の開会は、29日夕方までずれ込む可能性も出てきた。参議院には2つの問責決議案が提出されており、どちらを採決するのか野党同士でもめている状況。

 参議院に提出された決議案は、自民・公明両党が28日に提出したものと、国民の生活が第一など野党7会派が消費税増税に反対することなどを理由にすでに提出していたものの2つ。さらに、最終的には7会派の決議案に乗ってもいいという自民党に対し、公明党は否定的な考えで、ここでも足並みはそろっていない。自民党内からは、執行部に対して「場当たり的だ」との批判も出ている。

 民主党・輿石幹事長「2つの問責が、台風ではあるまいし、同時に国会へ上陸してきている。これをどう処理していくかということは、静かに、冷静に待ちたいと思います」

 問責決議案は最終的には可決される見通しで、そうなれば、ほとんどの国会審議が止まり、重要法案の成立も極めて困難となる。自民党はこれにより野田首相を解散に追い込みたい考えだが、切り札のはずの問責決議案で今回のようにもたついたことで勢いがそがれた感は否めない。