陸上自衛隊がパラシュート降下訓練 鹿児島・喜界島
中国の軍事活動の活発化を念頭に南西地域の防衛体制が強化される中、鹿児島県の離島、喜界島で陸上自衛隊によるパラシュート降下訓練が行われています。
陸上自衛隊・第一空挺団は、自衛隊唯一、最精鋭のパラシュート部隊。有事の際に航空機から隊員や装備品などをパラシュートで降下させ最前線の離島防衛を担います。
そんな空挺団にとって年に数回ほどしかない特別な機会が、14日(月)から喜界島で行われている実際に離島に降下する訓練です。
初日は島の上空、高さ2000メートルほどの輸送機から隊員16人が数人ずつ飛び出します。四方を海に囲まれる離島では海風など気象条件が複雑なためパラシュートの操作が難しく、より実戦に即した訓練ができるといいます。
小隊長
「何か起きた際に最前線に立って行動できるっていうのについては、非常に光栄なことと思って おります。有事が起きた際には即行動し、対応できるよう日々の訓練、厳しい訓練に邁進しております」
喜界島での降下訓練は、19日まで行われる予定です。
最終更新日:2025年4月16日 19:56