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2013年3月30日 1:12

福島の震災関連死「避難生活の疲労」が5割

福島の震災関連死「避難生活の疲労」が5割
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 復興庁は、東日本大震災の後に体調不良などで死亡した「震災関連死」について、1年以上たった後に福島県で死亡した35人の調査結果と対応策を取りまとめた。

 これは去年9月、去年3月11日~9月30日の震災関連死者数を調査したところ、10都道府県で40人の死亡者のうち、岩手県は2人、宮城県は3人だったが、福島県が35人と突出していたことから、その原因などについて分析したもの。自治体の調べで、死亡原因として最も多かったのが「避難生活の肉体・精神的疲労」で、約5割だった。また、死亡した全員が50歳以上で、復興庁は「避難生活などによる疲労、ストレス、医療事情がもとに徐々に衰弱した例がほとんど」と結論づけている。

 今後の対策としては、住宅再建を急ぐとともに、避難先での高齢者の見守りや、臨床心理士などによる心のケアを効果的に実施していくとしている。