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政治
2013年8月15日 12:18

安倍首相の靖国参拝見送り、その背景は?

安倍首相の靖国参拝見送り、その背景は?
(c)NNN

 「終戦の日」の15日、安倍首相が靖国神社参拝を見送った背景には何があるだろうか。政治部・田中秀雄記者が解説する。

 今回の参拝見送りについて、安倍首相は15日午前、「国のために戦った方々に対する感謝の気持ちと尊崇の念は、これからもずっと思い続けていきたい」と述べている。

 今回の参拝見送りの背景には、中国や韓国への配慮に加え、日中、日韓関係の悪化を懸念するアメリカの意向も勘案した上での判断とみられる。

 15日朝に安倍首相と会ったアメリカ上院のメネンデス外交委員長も「安倍首相の(参拝見送り)判断は明快で、思慮深く、将来を見据えたものだと思う」と見送りを高く評価した。

 今後について、関係者によると、安倍首相は今年中の参拝に強い意欲を示していて、「今回は代理人だったが、次は首相本人が行くだろう」と指摘している。また、別の政府関係者は秋の例大祭などに参拝する可能性について、「秋には秋で判断する」と述べている。

 中国や韓国との首脳会談実現に向けて水面下で調整が続く中、安倍首相は節目節目で参拝するかどうかの判断をしていく事にしている。