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政治
2013年8月15日 20:56

首相、“加害責任”「反省」の言葉使わず

首相、“加害責任”「反省」の言葉使わず
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 安倍首相は15日、全国戦没者追悼式で「世界の恒久平和に能(あた)うる限り貢献する」と決意を述べる一方、歴代首相が言及してきたアジア諸国への加害責任について、「反省」という言葉などは使わなかった。

 安倍首相「世界の恒久平和に能うる限り貢献し、万人が心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くして参ります」

 安倍首相はまた「歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、国の未来を切り拓いていく」と述べた。ただ、歴代首相が言及してきたアジア諸国への加害責任について、「反省」という言葉などは使わなかった。

 第一次安倍政権の2007年の式辞では「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」とした上で、「深い反省とともに、犠牲となった方々に謹んで哀悼の意を表します」と述べていた。首相周辺は、「反省の意が後退している訳ではない。日本のために戦って亡くなった方への尊崇の念を強調したかった」と今回の式辞の意図を説明している。