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政治
2013年12月3日 21:20

首相と米副大統領 中国の防空識別圏に懸念

首相と米副大統領 中国の防空識別圏に懸念
(c)NNN

 安倍首相とアメリカのバイデン副大統領が3日夜に会談し、中国が東シナ海に防空識別圏を設定したことに懸念を示すとともに、両国が緊密に連携して対応する考えで一致した。

 安倍首相「中国の防空識別区設定の発表について議論しました。中国の力による一方的な現状変更の試みを黙認せず、力強い日米同盟にもとづき、引き続き緊密に連携して対応していくことを確認しました」

 バイデン副大統領「総理からも話があったが、中国が防空識別圏を突然発表したことを議論した。アメリカは東シナ海の現状を一方的に変えようとする試みについて深く懸念している。この行動が地域の緊張を高め、事故や誤算のリスクを高めている。同盟国である日本、韓国と緊密に協議している。中国の指導者と会うときに、これらの懸念を具体的に提起したい」

 会談で安倍首相は「中国の力による一方的な現状変更の試みは認められない」と強調した。その上で、両氏は中国が防空識別圏を設定し民間航空会社に飛行計画の提出などを求めていることについて「民間人の安全を脅かすことは一切認められない」との認識で一致し、日米同盟のもと、引き続き緊密に連携していくことを確認したという。

 日本政府は今回の会談で、アメリカとも足並みがそろっていることを中国側にアピールする狙いがある。また、バイデン副大統領は4日から訪問する中国で、習近平国家主席に対し、問題提起する考えを明らかにした。