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韓国に銃弾提供、要請時のやり取り明らかに

2013年12月24日 23:04
韓国に銃弾提供、要請時のやり取り明らかに

 小野寺防衛相は、南スーダンでPKO(=国連平和維持活動)を行っている自衛隊の部隊長と電話会談を行った。その中で、韓国軍が銃弾の提供を要請した際のやり取りが明らかになった。

 南スーダン派遣施設隊長・井川賢一1佐「(現地時間の)12月22日、22時45分頃、韓国隊の部隊長、コ・ボンジュン大佐より直接、電話がありました。(宿営地の)まわりは敵だらけであり、現在、弾薬が不足している。なお、敵については北からの逐次増員が確認されている。1万発の小銃弾を貸してくれないかという、差し迫った要請があった」

 さらに、日本政府が国連を通じて韓国軍に銃弾1万発を譲渡した際には「協力に感謝します。この弾薬は日本隊と韓国隊の強い絆の象徴だと考えております」と感謝の言葉があったという。