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政治
2014年5月28日 21:25

“拉致問題再調査”合意に至らず 日朝協議

“拉致問題再調査”合意に至らず 日朝協議
(c)NNN

 スウェーデン・ストックホルムで開かれていた日本と北朝鮮の政府間協議が終了し、焦点となっていた拉致被害者の再調査については合意に至らず、引き続き協議していくことになった。

 「日本側からは、特に拉致問題をはじめとする、日本人にかかわる諸問題を提起をして、北朝鮮側との間で、真剣な議論を行った」-3日間にわたる協議を終えた外務省・伊原アジア大洋州局長はこのように述べたが、焦点となっていた拉致問題の再調査については合意には至らず、引き続き協議していくことになった。

 一方、北朝鮮側からは、改めて朝鮮総連本部ビルの競売問題について懸念の表明があったということだが、日本側は「司法プロセスに介入できない」との従来の立場を繰り返し説明したものとみられる。

 日本の外務省関係者は今回の協議について、「拉致問題で議論を拒否するような態度ではなかった。そういう延長線上で協議を続けていくことで一致している」と話しており、北朝鮮側が拉致問題の再調査などに前向きな姿勢を見せていることを示唆した。