日テレNEWS
政治
2014年6月3日 12:22

集団自衛権の与党協議 3回目も合意至らず

集団自衛権の与党協議 3回目も合意至らず
(c)NNN

 集団的自衛権の行使容認などをめぐり、自民・公明両党は3日朝、3回目の協議を行ったが、今回も全ての事例で合意には至らなかった。

 3日朝の協議は時間を延長して行われ、今週、もう一度協議することが決まるなど議論のペースアップがはかられた。ただ、自民党と公明党にはなお大きな隔たりがある。

 公明党・北側副代表「過去の議論なんかも踏まえながら精緻な議論をしていかないと、私は国会ではたぶんもたないんだろうと思っている」

 自民党・石破幹事長「私どもとして合意を得る成案を得ることを目指して努力して参りたいと思うし、それは一刻も早いほうがいいということだと思っている」

 協議では前回から持ち越しとなっていた武力攻撃に至らない侵害、いわゆる「グレーゾーン事態」への対応について、政府側が自衛隊などが出動する際の手続きを早めるため、「新たな法整備も視野に入れたい」と説明した。これに対し、公明党側が「どういう法整備が必要なのか示してくれないと与党協議の意味がない」と反発し、結論は再び持ち越しとなった。

 また、PKOなどの国際協力分野では政府側が憲法解釈上、認められない「武力行使との一体化」を判断する新たな基準を示したが、自衛隊の後方支援などの活動の幅が広がることになるため新たな基準を過去の事例にあてはめながら引き続き議論することになった。

 協議にあたっている自民党幹部は「議論は濃密になってきている」と話しているが、本丸とも言える集団的自衛権については3日も事例が示されだけで議論には入れず、今国会中の合意の見通しはなお不透明。