「消費者にも農家にも失礼」「耳を疑う」…野党側、江藤農水相の「コメ買ったことない」発言を批判
江藤農林水産相は18日の佐賀市での講演で「コメは買ったことがありません」「売るほどあります」と発言したことについて「実態とは違う」「言い過ぎだった」と釈明しました。一方、国会では野党側が江藤農水相の発言について追及しました。
立憲民主党 羽田次郎議員
「国民が米が手に入らない、米が高過ぎて買えない、こう悲鳴を上げている中で、米政策、これをつかさどる農林水産大臣の任にあらずという声まで上がっている。消費者だけでなくて、米農家の皆さんに対しても大変失礼な話」
江藤農水相
「なかなか米が手に入らない、そういうご苦労されている方々にとって、私のような立場にある人間が米がいっぱいあるんだと言ったことについて、非常に嫌な思いをされたりしたことについては、本当に私の発言は不適切であったというふうに思っております」
一方、立憲民主党の小川幹事長は、自身のSNSで「どういう感覚か、耳を疑う。不適切にもほどがある」と厳しく批判しました。
最終更新日:2025年5月19日 16:23