日米首脳電話会談 石破首相、関税協議で“双方納得の合意”を
石破首相はアメリカのトランプ大統領と電話で会談し、関税をめぐる協議で日米双方が納得する合意をめざす考えを伝えました。
石破首相
「私からアメリカの関税措置にかかる 我が国の立場を伝えました。お互いに努力をしてウィン・ウィンという言葉 あえて使うとすれば、その関係を 築いていこうということは私は会談全般において 確認されたというふうに考えております」
石破首相は日本時間の24日にも行われる関税をめぐる閣僚級協議について「生産的な協議を期待する」と述べ、トランプ大統領もこれに同意したということです。
さらに、石破首相は自動車や鉄鋼などへの追加関税を撤廃するよう改めて主張しましたが、トランプ大統領から具体的な回答はなかったといいます。
石破首相はその上で、来月カナダで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議の際に首脳会談を行いたい考えを伝え、トランプ大統領も「楽しみにしている」と応じたということです。