大学生が政策研究発表 子育て支援など提言

都内で4日、現役大学生による政策研究の発表会「ジュニア・アカデメイア」が行われ、新しい子育て支援制度や外国人労働者の受け入れなどが提言された。
この取り組みは、企業経営者や大学教授らが政策提言などを行う「日本アカデメイア」が、将来を担う人材を育成するために始めたもので、現役大学生が様々な政治課題について、約半年間の研究の成果を発表した。
働く女性の子育て支援を研究したグループは、学生がベビーシッターの不足を補うシステムなど、社会全体で支えるべきと訴えた。また、移民や難民の受け入れを研究したグループは、外国出身選手も活躍したラグビー日本代表を例に挙げながら、新たな特区を設けて外国人労働者を積極的に受け入れることを提言した。
主催者は、この取り組みを継続し、将来の日本を担う人材の輪をつくりたいとしている。