政務活動費を過大請求 宮城県議会議長辞意
宮城県議会の中山耕一議長が政務活動費を過大請求していたことが発覚し議長を辞任する意向を固めた。
過大請求は昨年度分の政務活動費の中で発覚したもの。運転代行の利用料金が実際は3000円だったものが、領収書では4500円とされていた。領収書は白紙のものに議長の妻が記入したもので、同様のものが31件分確認されたという。
中山氏は「ミスでは済まされず、県議会開会を前にこれ以上混乱を招くわけにはいかない」と辞任の意向を固めた。
宮城県議会では前の議長が政務活動費に絡んで辞任し、中山氏が今年6月に就任したばかりだった。