加計“文書”再調査へ 菅長官がコメント

加計学園の獣医学部開設をめぐり、文部科学省内で作成されたとされる文書について再調査が行われることになった。
「再調査の必要はない」と主張し続けてきた菅官房長官は9日午後の会見で、「文部科学省が適切に対応すると言ってきた」と強調した。
菅長官「これまで文部科学省で調査をしています。ですから、文部科学省で適切に対応するでしょうと、私はそうしたことを発言しておりました」
菅長官は、再調査については松野文科相が判断したものだと繰り返した。当初、文書を「怪文書のようなもの」としていたことについては、「出所や入手経路が不明で信ぴょう性もよくわからない文書であったと思っている」と述べた。
また、記者団が当初の政府の対応が失敗だったのでは、と聞くと菅長官は「法律に基づいて文科省が調査した」と強調した。