政権方針、今後「国民に丁寧に説明」菅長官

NNNの世論調査で安倍内閣の支持率が39.8%と急落したことについて、菅官房長官は今後、政権の方針を「国民に丁寧に説明しながら取り組みたい」と強調した。
菅官房長官「支持率は低いよりも高い方がいいわけでありまして、その動きに一喜一憂すべきではないと思っている。(政権の方針を)国民のみなさんにできる限り丁寧に説明させていただきながら取り組んでいきたい」
また、NNNの世論調査では加計学園の獣医学部開設をめぐる安倍首相の説明について、納得しないとの答えが68.6%に達している一方、納得するとの答えは9.6%だった。菅長官は、獣医学部開設にあたり「行政がゆがめられたという事実は一切ない」と改めて強調した上で「引き続き経緯や文部科学省などの調査の内容についてしっかりと説明していきたい」と述べた。
一方で、野党側が加計学園の問題をめぐり国会の閉会中でも審議を行うよう求めていることについては「国会で決めることだ」と述べるにとどめた。