江崎沖北相、会見で「地位協定見直す」発言
江崎沖縄・北方担当相は、閣議後の会見で「日米地位協定を見直さないといけない」と述べた。日本政府として、現時点で日米地位協定を見直す予定はなく、発言の真意が問われることになる。
江崎沖縄・北方担当相は8日、オーストラリアでアメリカ軍のオスプレイが墜落した事故に関連して、「地位協定も直すところは直すと」「政府はまたアメリカに言うべきことは言いながらという考えを持っている」などと述べた。
江崎沖縄・北方担当相は、アメリカとの交渉について「私は門外漢だ」と述べたが、今回のオスプレイの事故を巡っては日米地位協定を見直す議論には至っていない。
こうした段階で閣僚として見直しに言及するのは異例のことで、発言が政府全体の方針と一致するのか、今後、説明を求められることになりそうだ。