民進・希望 統一会派結成に総会大荒れ

民進党の執行部は17日、希望の党との統一会派について党内の了承をとりつける方針。両院議員総会が行われている民進党本部前から清田記者が中継する。
午前10時から始まった総会は続いていて、統一会派結成に反対する声が相次ぎ、大荒れとなっている。会議では、出席議員から「立憲民主党と先に組むべき」「希望の党と組むと党が割れる」といった反対意見があがっているという。
民進党では現在、杉尾参議院議員ら少なくとも5人が離党して立憲民主党入りを検討している。
民進党・杉尾参院議員「このまま曖昧な政策合意のままで、希望の党との会派結成を強行した場合には、私は最後のタイミングなので、離党しますと」
しかし執行部は、反対を押し切って17日に了承を得る考え。
一方、希望の党も午後の両院議員総会で、統一会派の結成を決める方針。ただ、反対する参議院議員らは少なくとも5人に達していて、分党する見通し。
国会内の勢力を増やすはずの統一会派にもかかわらず、両党とも分裂含みで混乱ばかりが際立つ状況が続いている。