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“裁量労働”データ知らず答弁?首相を追及

2018年2月20日 12:45
“裁量労働”データ知らず答弁?首相を追及

厚生労働省が「不適切だった」と認めた、裁量労働制の方が一般の労働者より労働時間が短いというデータについて、国会で野党側は安倍首相の責任を追及している。

立憲民主党の長妻代表代行は、安倍首相がデータの中身を知らずに答弁したのではないかと追及した。

長妻代表代行「データの中身をご存じなくて答弁されていた疑いが、いま私、非常に強く持つわけでございますけれども、総理のこの答弁は虚偽だったと、事実と異なるということでよろしいんですね」

安倍首相「撤回をいたしましたのはデータを撤回するというふうに申し上げたのではなくて、引き続き精査が必要と厚労省から報告あったため、精査が必要なデータに基づいて行った答弁について撤回しおわびをしたところです」

また、安倍首相は「厚労省から上がってくる答弁を参考にして答弁した」と強調した。

これに対して長妻議員は「私は世論を誘導したのではないかという強い疑いを持っている。そういう軽率な答弁の責任をどう取るのか」とただした。

安倍首相は「答弁は撤回し、おわびをした」と繰り返した。長妻議員は「おわびをすれば済む話なのか。我々は3年間だまされ続けてきた」と厳しく批判した。