“セクハラ発言”麻生氏「次官の声だと」

財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとの週刊誌報道を受け、麻生財務相が会見で個人的な見解として次官の声だと思っていると述べた。
麻生財務相「オレが聞いた感じでは福田じゃない?という感じがしました。一般に自分の声は自分でわからないものだと言うが、音声データが自分のものかどうかよくわからないと聞いている」
財務省側も麻生財務相が福田次官の声だとの認識を示したとしている。また、麻生財務相は財務省側が選定した弁護士が調査するのは不公平ではないかとの質問に公平な調査のために第三者の弁護士にお願いしていると答えた。
その上で、相手側の女性が名乗り出てくれないと調査が進まないので協力してほしいと重ねて要請した上で、調査結果をできるだけ早く出したいとしている。
Q「ご自身の説明が曖昧なまま女性に求めるのはアンフェアでは?自分の声はわからないのでしょうか?」
福田事務次官「…」
一方、福田次官は17日朝、記者団の質問に沈黙したままだった。