岸田政調会長、9月の総裁選出馬へ意欲示す

ポスト安倍候補の一人である自民党の岸田政調会長は、自らの派閥のパーティーで、「いざというときは我々はやる」と語り、9月に行われる総裁選挙出馬への意欲を示した。
岸田政調会長「私自身も、飛べない男だとか、飛ばない男だとか揶揄(やゆ)されている。いざというときは我々はやるんだという思いをしっかり示さないといけない」
岸田氏は、これまで党内から、「安倍首相からの禅譲を待っているのではないか」などと指摘され、9月の総裁選への出馬にも慎重とみられてきた。
しかし、18日の派閥のパーティーでは、「岸田派一丸となって国難に立ち向かう。いざというときは我々はやる」と述べ、出馬に意欲を示すとともに、グループの議員に結束を呼びかけた。
また、岸田氏は、森友学園や加計学園の問題を挙げ、「民主主義の根底が問われている」と述べて政府に苦言を呈すなど、『ポスト安倍』としての存在感もアピールした形。