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2018年4月19日 3:34

“辞任表明”福田次官はその時…記者に聞く

“辞任表明”福田次官はその時…記者に聞く
(c)NNN

麻生財務相は、一部週刊誌で女性記者にセクハラ発言をしたと報じられた財務省の福田事務次官が辞任すると発表した。一方、福田次官も取材に応じ、改めて事実関係を否定した。福田次官の辞任表明を目の前で取材していた日本テレビ財務省担当・鈴木あづさ記者に聞く。

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追及に答える福田次官の様子は、いつもの次官とは違うなという印象を持った。まばたきの回数が多く、眉を何度もひそめ、眉間にたてじわを寄せるなど、落ち着かない様子が見られた。また、目線が定まらず、迷っているような印象を受けた。

佐川前国税庁長官の時もインタビュアーとして至近距離で様子を見たが、佐川氏が自信たっぷりに言葉を発していたのに比べて、福田次官はひとことひとこと、自らの言葉を確認するように話していて、言うことはあらかじめ決めていたが、自分が話す内容に自信が持てないという印象を受けた。

財務省には先週のうちに官邸から福田次官の辞任を求める声が伝えられていた。ところが、財務省はセクハラ疑惑を否定するコメントを発表し、さらに、一方的に被害女性に対して調査への協力を要請したことなどから、財務省の対応に批判が殺到し、ついに自民党幹部から「けじめをつけろ」と引導が渡されたことで、18日昼過ぎには財務省が次官の辞任に向けて準備を始めた。

ただ、最終的に麻生財務相が了承したのは次官の辞任を表明した午後6時20分の会見の直前だった。ある財務省幹部は「森友問題の処分が出る時に辞任すると思っていたので本当に驚いた」と話している。