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政治
2018年5月2日 6:35

アッバス議長と会談 首相“和平に貢献”

中東を歴訪している安倍首相は、パレスチナ自治区でアッバス議長と会談し、中東和平に積極的に貢献していく考えを伝えた。現地から清田大輝記者が報告。

アッバス議長との会談で安倍首相は、「当事者間の合意に基づき交渉により解決すべきだ」と述べ、和平にはイスラエルとの対話が重要だとの考えを伝えた。また、アメリカのトランプ大統領が去年、エルサレムを“イスラエルの首都”と承認したことにも触れ、「日本は大使館をエルサレムに移すつもりはない」と伝えた。アメリカとのスタンスの違いをアピールしたが、「アメリカの役割は不可欠だ」とクギを刺すなど、仲裁役を演出した形。

これに先立ちヨルダンで会見した安倍首相は、今月9日に日中韓首脳会談を開催して北朝鮮の非核化などについて協議すると発表した。

安倍首相「どのようにすれば北朝鮮が正しい道を歩み、拉致・核・ミサイルの問題を包括的に解決し明るい未来を描いていくことができるか、じっくり話し合いたいと思っています」

しかし、拉致問題については与党からでさえ「努力のアピールではなく、すでに成果が求められている」という指摘が出ている。安倍首相は今回、中東各国の首脳に対しても北朝鮮問題への協力を呼びかけている。それを拉致問題の進展に結びつけられるのか、引き続きの課題となる。