“森友”改ざん調査結果 来週月曜に報告へ

森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題について、自民党の森山国対委員長は財務省が調査結果を来週4日(月)午後に国会に報告することを明らかにした。原田敦史記者が伝える。
政府・与党は佐川前理財局長らが先月31日に不起訴となったことに続き、財務省の調査結果を示すことでこの問題に幕引きをはかりたい考え。
自民党・森山国対委員長「(来週月曜日の)3時半をめどに予算委員会の理事懇で財務省の関係と国交省の関係の報告をしていただく」
一方、立憲民主党の辻元国対委員長は自民党の森山国対委員長に対し佐川前理財局長らの証人喚問と麻生財務相の辞任を求めた。
立憲民主党・辻元国対委員長「これでは幕引きにならない。新たなステージで幕が開いちゃったというような感じです。(麻生財務相は)ご自身で身を引かれるのが一番いいと思います」
ただ、安倍首相は参議院の本会議で麻生財務相について「厳正な処分を行った上で、再発防止に全力を挙げて取り組んでもらいたい」と述べ、続投させる考えを示した。
野党側は安倍首相が出席する、予算委員会の集中審議の開催も求めるなど、徹底追及を続ける方針。