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世界最大!米海軍「病院船」驚きの設備とは

2018年6月16日 18:32
世界最大!米海軍「病院船」驚きの設備とは

世界最大規模を誇るアメリカ海軍の病院船が初めて日本に寄港し、16日、報道陣に公開された。その驚きの設備を取材した。

アメリカ海軍の「マーシー」は、石油タンカーを改造した全長272メートルの世界最大の病院船。湾岸戦争の際に多国籍軍に対する医療支援を行い、約300件の手術を行った、まさに海に浮かぶ大病院だ。

船の中には12の手術室があって、大学病院並みの設備となっているという。船内には4つの集中治療室があるほか、医療用ロボットなどの設備も整っていて、最先端の医療が24時間、受けられる体制になっている。

マーシーは軍の船だが、活躍するのは戦争の時だけではない。2004年のインド洋大津波の時には、被災者への医療支援を実施した。日本政府も、津波などで陸上の医療施設がダメージを受けた場合などを想定し、「病院船」の導入を検討している。

内閣府・赤間副大臣「大規模災害における傷病者への対応能力などについて、我々が学び、船舶を利用した災害医療を考える、貴重な機会になる」

ただ、ここまで大規模な船の導入には多大なコストがかかるため、政府は、海上自衛隊の船を医療支援が行えるように改修することなどを目指している。

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