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拉致担当相を兼務の菅長官 解決へ強い意欲

2018年10月4日 22:03
拉致担当相を兼務の菅長官 解決へ強い意欲

今回の内閣改造で拉致問題担当相を兼務することになった菅官房長官は4日、加藤前拉致問題担当相から引き継ぎを受け、改めて拉致問題解決への強い意欲を示した。

加藤前拉致担当相「一刻の猶予もならないとその思いを共有しつつ、しかし他方では焦ってはならない着実な解決にあたってほしい」

拉致担当相を兼務する菅官房長官「家族のみなさんに寄り添い、全ての拉致被害者のみなさんが、一日も早く日本に帰ってくることが出来るように、全力で頑張っていきたい」

また菅長官は会見で、北朝鮮にいる拉致被害者や北朝鮮の国民にむけて発信する民間ラジオ「しおかぜ」が休止していることについて、「政府メッセージを発信しているので、早期の放送再開が必要だ」と述べた。

今後、運営している「特定失踪者問題調査会」と連携しつつ、「状況をしっかり注視していきたい」としている。