首相　７年ぶりの中国公式訪問へ出発

安倍首相は、中国の習近平国家主席や李克強首相との首脳会談を行うため、北京に向けて出発した。

安倍首相「日本の総理大臣としては７年ぶりの公式訪問となるわけでありますが、この訪問を通じて、両国関係を新たな段階へと押し上げていきたいと、こう考えています」

国際会議への出席をのぞくと、日本の首相が中国を公式訪問するのは７年ぶりとなる。

今年は、日中平和友好条約が締結されてから４０周年という節目の年にあたり、日本政府としては、首脳会談などを通じて関係改善の流れを確かなものにしたい考え。

安倍首相は、北朝鮮の非核化や拉致問題解決に向けた連携を確認するほか、アメリカと中国の貿易摩擦などについても意見交換したい考え。

また、関係改善のシンボルとしてパンダの借り受けを要請し、そのための交渉を進めることで合意したい考え。