衆院・憲法審査会 民放連からヒアリングへ
衆議院の憲法審査会は、憲法改正の是非を問う国民投票の前に放送できるCMの規制などについて、民放連(=日本民間放送連盟)から10日に意見を聞くことを決めた。
憲法審査会は、今の国会の会期末となる10日に閉会の手続きを行う審査会を行った後、幹事懇談会を開き、野党側が求めていた民放連からのヒアリングを行うことを決めた。
国民投票法では、投票の14日前から憲法改正の賛否を呼びかけるテレビ・ラジオでのCMが禁止されている。
しかし一部の野党から、CMが禁止される以前についても、資金力のある政党や団体がCMを多く流すことができ、有利になるとして、民放連に対しCMの量の自主規制を求める声が上がっていた。
なお、憲法審査会は、この国会では初めて、閉会手続きのため与野党が顔をそろえることになるが、自民党の憲法改正案の説明などは行われない見通し。