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政治
2019年2月28日 17:36

米朝“合意に至らず”日本政府の反応は

ベトナムで開かれていた2回目の米朝首脳会談で、アメリカのトランプ大統領が会見し、首脳会談では非核化をめぐる溝を埋められず、合意に至らなかったことを明らかにした。日本政府の反応。

トランプ大統領の会見が早まるという一報が入ってすぐ外務省の次官が官邸入りするなど慌ただしい動きとなった。ある政府関係者はこの結果について率直に、「予想していなかった」と話した。

日本政府としては実務者協議では中身が詰まっておらず、トップ同士のぶっつけ本番というリスクは当然認識していたし、安易な妥協に対する懸念も強く持っていた。ただ、政府関係者は濃淡はあれ、「何らかの成果は出てくるだろう」と見ていたし、また、28日午前中も「雰囲気は悪くない」などと話していた。

結果を受けての日本政府としての評価は、一報を受けて外務省幹部が「北が非核化をやらないんだったら、合意しないよ、という話だ」と話すなど、日本政府としては安易な妥協をするくらいなら合意しない方が良い、という考え方で、ある官邸関係者は、結果について「良かったと思う」と話している。

また、トランプ大統領には拉致問題の解決に向けた交渉もゆだねていただけに、菅官房長官は28日午後4時すぎの会見で「日米間で引き続き緊密に連携をしていきたい」と強調した。安倍首相は28日夜、トランプ大統領と電話で会談することにしている。