日テレNEWS
政治
2019年5月27日 18:07

日朝会談実現へ“強い支援” 貿易問題は…

日朝会談実現へ“強い支援” 貿易問題は…
(c)NNN

来日中のアメリカのトランプ大統領は27日、安倍首相と正式な首脳会談を行った後、共同記者会見を終えた。拉致問題の解決に向けて、日米首脳会談ではどのようなやりとりがなされたのだろうか。

安倍首相は前提条件をつけずに日朝首脳会談の実現を目指す方針を伝え、トランプ大統領から強い支援の言葉を引き出した。

安倍首相「トランプ大統領からも(金正恩委員長と条件なしで会談するという)こうした私の決意に対し全面的に支持する、あらゆる支援を惜しまないとの力強い支持をいただきました」

また安倍首相は、「任期や1回の会談で解決できるかどうかに関わりなく責任を果たすため全力を尽くす」と強調した。

一方で、貿易問題についてはどのような話し合いが行われたんだろうか?両首脳の足並みがそろっているわけではない。

トランプ大統領「貿易に関し8月にいくつかのことを発表するだろう。双方にとても良い内容だ。均衡の取れた貿易となるだろう」

トランプ大統領は26日、本格的に交渉を進めるのは夏の参院選まで待つと日本に対する配慮を見せていたが、この「8月に発表」というのは27日の会談で突然出てきた。安倍首相も同じ認識なのか会見で質問してみたが、明確な答えはなかった。

安倍首相「トランプ大統領とは(茂木・ライトハイザー)両大臣間の議論をさらに加速させるということで一致しました」

官邸幹部は27日午後、現時点で「8月合意という約束はしていない」と説明した。政府与党内にはもし参院選前を回避できたなら蜜月関係があるからこそと評価する声がある一方、8月に厳しい内容で合意した場合は、「選挙中は黙っていたのか」と批判されて、相当厳しくなると懸念の声も上がっている。