石破首相、新駐日アメリカ大使と面会 日米同盟強化に向け意見交換
石破首相は新しい駐日アメリカ大使のジョージ・グラス氏と面会し、日米同盟の強化やトランプ政権による関税措置について意見を交わしました。
石破首相
「今後、日米同盟を強化し合衆国と日本は共に世界のために何ができるかということについて議論を深め、いい成果を得たいと思っております」
面会で石破首相は、トランプ政権による関税措置について「日米双方の利益になる幅広い協力を進めていきたい」と述べ、グラス氏からは賛意が示されたということです。
面会後、グラス氏は記者団の取材に対し日米の関税協議について「合意に至ると私は非常に楽観的に見ている。トランプ大統領が日米交渉に前のめりになっていることは最初のミーティングにトランプ氏が来たことがよく示している」としてアメリカ側が交渉に前向きな姿勢だと強調しました。
また、北朝鮮による拉致問題について「拉致被害者のご家族にお会いしたい」と石破首相に伝えたことを明らかにしました。